APEX™ スロットダイヘッド - 接着剤自動ガン
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ITWダイナテックのAPEX高速スロットダイヘッドは、エアーオペレート式ホットメルト接着剤アプリケーターアッセンブリーで、オプションのフィルターマニフォールドが付属しています。このヘッドには、間欠加圧タイプと一定加圧タイプのホットメルト接着剤供給装置(ASU)が使用されます。APEXモデルは6種類のモジュール構成で提供されます。
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概要 |
各APEX高速スロットダイヘッドには、1つのサービスブロックにさまざまな接着剤バルブスロットダイモジュールを組み合わせて取り付けることができます。各モジュールは空気圧による開閉式です。空気圧がヘッドに供給されていないときはスプリングによりバルブは閉じた状態に保たれます。ヘッドからの接着剤の流量は、ASUのポンプによる接着剤圧力、シムの厚み、シムの開度の程度により決まります。
ヘッドは、内蔵のRTDセンサーと電子制御装置により制御される交換可能なカートリッジ式のヒーターエレメントにより加熱されます。1つの加熱ゾーンでサービスブロックとダイに対応するため、390mm未満のモデルでは温度測定点が1つだけで済みます。390mm以上のモデルでは、2つの加熱ゾーンと2つの温度測定点があります。APEXモジュールは、鋼またはアルミニウム製のサービスブロックに取り付けられます。モジュール内のピストンはソレノイドを使用して圧縮空気により駆動され、モジュール内のバルブを通って接着剤をON-OFFすることができます。
APEXを使用すると、さまざまな接着剤供給ホースをサービスマニフォールドやフィルターマニフォールドに接続することができます。接着剤は、ホースからマニフォールド内に流入し、モジュールに送り込まれます。バルブは空気圧により開かれ、バルブが開いているときはモジュールのダイアッセンブリーを通過して、接着剤が塗布されます。
応答時間を最短にするため、ソレノイドバルブから各モジュールに個別に駆動用の空気圧と電源が接続されています。
これらのスロットダイヘッドは、ITWダイナテックのDynaControlコントローラー、マイクロプロセッサー式温度制御装置/Compu-Vision(MCV)、DynaPlus/Pro用に構成できる他、他社製のアップグレード用に構成することもできます。
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高速かつ正確な間欠パターンが可能
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ダイリップは自己洗浄機能付きで、さまざまな粘度の接着剤の使用が可能
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高速スロットダイヘッドに最適
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スロットダイは接着剤塗布量を得るための微調整が不要
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APEX™ SDモジュールを使用すると、どのような接着剤パターンの場合も糸切れがよくなります。