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Convert-A-Drum™ - バルク接着剤メルター(ドラムアンローダー)
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ITWダイナテックのConvert-A-Drumは、ホットメルト接着剤の連続計量のための装置です。不加熱の垂直ホッパー部(下部)には最大約363Kgの接着剤の充填が可能です。接着剤は溶融グリッドを通って下方に移動し、各段で温度を上昇させながら高精度ゼニスギヤポンプに到達します。
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概要 |
操作の概要:
Convert-a-Drumに固体の接着剤が入ったドラム缶をセットします。空気圧シリンダーの作動によりオーブンのドアと蓋が閉じます。オーブンの周囲には6つのヒーターがあり、ドラム缶周囲の空気を204℃まで加熱します。ドラム缶内の接着剤が外側から溶融し始めると、塊状の接着剤が下方に滑り落ち、ドラム缶から滑り出ていきます。
接着剤の塊がホットメルトユニットのホッパーに入ると、ロッカースイッチが接着剤の存在を検出します。蓋から30インチ下の位置で、接着剤の塊がスライス/メルターを通り、別の8つのヒーター(8,000ワット)でさらに溶融作用が速められます。スライスされた塊は、ホットメルトユニットのプリメルトホッパー部で完全に溶融されます。
接着剤の塊がロッカースイッチの下端を通過すると、ロッカースイッチのランプが点滅してブザーが鳴り、オーブンが空になったことを知らせます。それと同時にConvert-a-Drumのオーブンヒーターが自動的にオフになります。また、ランプが点滅している間は新しい接着剤ドラム缶の装填が可能な状態であることを示します。次のドラム缶が装填されるまでConvert-a-Drumのオーブンヒーターはオフのままに保たれ、接着剤レベルコントローラーから接着剤補充の指示が送信されます。
多段式溶融方式により接着剤が高温にさらされることが最小限に抑えられ、炭化の発生を低減することができます。
レベルセンサーが作動すると、接着剤の入ったドラム缶が段上に載せられて溶融処理を開始できる状態になります。
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